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生命溢れる地球に訪れる氷河期
現在、私たちが住んでいる地球は、氷河期と氷河期の間にある《間氷期》と呼ばれる時期にあり、何百万種といわれる生命に溢れています。
同じ時期に、これだけの多種多様な生命が存在しているのは、まさに奇跡とも言えることであって、宝くじで一等に当選するよりも遥かに低い確率だと言われています。さらに、これだけの文明を発達させている人類の存在は、もう天文学的な確率だと言えるでしょう。
しかし、永遠に存在するものなどは、この世には有り得ないことであり、この生命あふれる地球にも同じことが言えます。
私たちが穏やかに過ごすことが出来ている、現在の《間氷期》という時期は、当然のことながらいずれ終わりを迎え、氷河期という生命の存在が不可能な時期へと移っていきます。
そして、現在、確実にその時期へと向かっていることは、否定できないことなんです。
確実に訪れると言われているミニ氷河期
おおよそ15年以内にはミニ氷河期(小氷河期)が確実に訪れるであろうと言われています。
ミニ氷河期というネーミングから『少々寒い時期が訪れる』『短期間の低気温時期』といったイメージを浮かべる人も少なくないと思います。
ミニ氷河期というのは『平均的に気温が下がる時期のことをいい、氷点下を大きく下回るような壊滅的なものではないのですが、場所によっては真夏の時期にオーロラが見えたり、雪が降る』といった現象が起きます。
このようなミニ氷河期が到来する確率は97%と言われており、まず確実に私たち人類が直面する問題であると言えます。
太陽活動の周期がミニ氷河期の原因
太陽にも磁場というものがあり、地球と同じく北極点・南極点の磁場が均衡を保つことによって、太陽活動によるエネルギーが私たちの地球にも大きな恵みを与えてくれています。
ただ、この太陽活動が、2030年には現在と比べると60%も衰退すると言われています。
当然のことながら、太陽の活動が衰退すると、地球の温度は下がることになります。これが、今最も懸念されている《ミニ氷河期》の到来ということなんです。
もし、本当にミニ氷河期が到来した場合、もちろん『確実にこういう状況になる』といったことは100%分かるわけがありません。
しかし、太陽活動の規模が現在の60%も衰退するとなると、私たち凡人であっても、ある程度の想像は出来ます。気温が下がるということは、それに付随して様々な不利益なことが連鎖反応として起きることが容易に想定できるでしょう。
私たち人類が、未来へと繁栄していくためには、このような事態を乗り越える必要があると言えますね。
ミニ氷河期によって予想されること
前述しているように、ミニ氷河期によって受ける影響は気温だけではなく、それに付随して様々な被害が重なると予想できます。
全くの私的予想ですが、以下にその予想を挙げてみたいと思います。
①気候の変化による食糧危機
太陽活動が衰退するということは、地球全体の気温が下がるということです。さらに気温だけではなく、植物や動物が絶対的に必要な太陽からのエネルギーが大幅に不足します。
そのために、食物連鎖のバランスが大きく崩れる恐れがあり、地球規模での食糧危機が訪れる可能性があります。
現在、65億人もいる人口を賄えるような量の食糧は、まず確保が難しいと言えるでしょう。かなり悲観的な考えになりますが、ミニ氷河期の期間によっては、現在の人口の半分近くに減る可能性も否定できません。
②生態系にも危機的な影響が
太陽エネルギーが減るということは、今の生態系の維持はおそらく不可能だと言えるでしょう。
一度つぶれてしまった田んぼや畑というのは、もう一度作物を育てられる環境にするために何十年もの歳月が必要なんです。その田畑がミニ氷河期によって破壊されてしまうと、必要量の食糧を賄うことは不可能です。
植物が育たないと、それを食べる動物が生きていけなくなります。草食動物が減ると肉食動物も生きていけません。
③今の文明が使えなくなる可能性も
もし、極端に気温が下がってしまうような事態が起きてしまうと、今私たちが何気なく使っている便利な文明の利器も、使えなくなるものが出てくる恐れがあります。
例えば、自動車やバイクなどといった、乗り物系は少なからず影響が出てくると言えるでしょう。おそらく石油などのエネルギー供給が不足して、ガソリンなどの供給は追いつかなくなることが予想されます。
当然、電力などにも大きな影響が出るので、先進各国の経済活動は滞ってしまうことも有り得ます。
私たち人類が生き残るための方法は
どれだけ願ったとしても、氷河期というのは確実に訪れます。
その避けられない自然現象から逃れるための方法として、人類は『火星への移住計画』という、一昔前であればSF映画の世界の話であったことが、現実に行われようと計画されているそうです。
ま、あくまでも公式発表ではなく都市伝説レベルでの話ですが『火のないところに煙は立たない』という言葉があるように、全くのデタラメとも言えないわけです。
火星は、元々水があった痕跡が発見されていることは、NASAが発表しています。
もしかすると、本当に人類は火星に移住しなければ生きていけないところにまで来ているのかもしれませんね。
あとがき
今回は、近い将来確実に訪れるであろう《ミニ氷河期》についてお話しましたが、いかがだったでしょうか。
ミニというと、ちょっと可愛らしい意味合いに取れるのですが、その実態というのは、とても《ミニ》という言葉のイメージで済ませられるものではありません。
私たちが生きているこの時代に到来する氷河期を前に、どこまで人類の英知が対応できるのか。。。
国籍や人種などを飛び越えて、人間として、この驚異の自然現象に立ち向かっていくことが必要になっている、と言えるでしょう。
それでは、今回はこの辺で。